独断の評価基準 | ||
★★★★★ | 最高。ラルクの中でも特別(別格)というニュアンスです。 | |
★★★★ | 大好き。コンスタントに聴く。 | |
★★★ | 好き。聴く頻度は並だが、マイナスの意味合いはありません。 | 表記説明 |
★★ | 普通。hydeが歌ってるから聴くという程度。たまに聴く。 | w〜作詞者 |
★ | 苦手。ラルクといえども基本的にスルーする曲。イタい曲。 | m〜作曲者 |
☆ | ダメ(笑)。ラルクについてはおそらくあり得ない表記。 |
![]() コロムビアミュージック エンタテインメント |
3 Voice w/h,m/k | |
「Gimmick」 1992/10/01 | ||
「gimmick(ギミック)」とは「巧妙な仕掛け」の意。インディーズ・バンドのオムニバスアルバム(全12曲)。3曲目で「Voice」を提供。ラルクの作品で初めてCD化したものはおそらくこれであろう。曲調は「DUNE」のとほとんど同じですが、ドラムがperoです。peroドラムはsakuraと違って少々スネアが硬いような気がしないでもない。ちなみに他のバンドについては私のなかではマニアックすぎて全然わかりません(^◇^;) これは再販したのでたまに中古CD屋(確か500円以内)で見かけるので手に入れやすいかも。 |
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![]() Night Gallery |
1 Floods of tears w/h,m/t 2 夜想花 w/h,m/k ★★ |
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「Floods of tears」 1992/11/25? | ||
シリアルナンバー入り限定1000枚のシングル。予約のみで完売。これはレア物の一つ。稀にヤフオク等で見かけます(数万円)。限定にしたことについてはtetsuは不本意だったようです。曰く「汚い大人に騙された」と。peroはこれを最後に脱退。 1 「flood」とは「洪水」の意。「DUNE」では最後のオルゴールがイントロにきています。歌い方も若干違う。 2 「やそうか」と読む。アコギを中心としたシンプルでスローなナンバー。ず〜っと暗い。ラルクの中で一番暗いのでは?自分としては結構好きだが、一般的にはどうかな。カラオケで歌ったらひかれる可能性大(笑)。 追記:2004年4月21日再発売の「DUNE」に収録されました。 |
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![]() DANGER CRUE RECORDS |
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L作はhiro作だったと思われる |
「DUNE」 1993/04/10(通常盤27日) | ||
1stアルバム。「DUNE」とは「砂丘」の意。限定版(1万枚)は豪華仕様だが9曲、通常盤は10がボーナストラックというもの。ラルクの商売上手はこの頃から発揮されていた(笑)。以前の「DUNE」は発売中止となり、その後もperoが脱退と混乱していたが、sakura加入後、新曲も含めて改めて録り直したもの。オリコンインディーズチャート1位を獲得している。 所有しているのはごく普通の通常盤(裏表紙は曲目だけ)なんだが、初めて手に取ってみたときに、裏表紙にメンバーの写真があって「ありゃ、誰これ!?」って驚いたような気がするんですよね。別の限定版だったのかなぁ。 追記:2000年に再発売されたみたいです。 全体として、初期ラルクの特徴であるダークさに加え、高い演奏力、hydeが奏でる様々な声変化。インディーズのアルバムとしては完成度が高すぎる。全体的に凝ってるというか、曲の展開が一筋縄ではいきません。なんか、全部気合が入ってるというか。バンドとして、ストリングスやキーボードの入らないラルクの原点が聴ける(少し入ってるけど)。以前、この頃のhydeはへたと言ってる人がいたが、それは大きな間違いです(笑)。hydeらしいのです。まぁ人それぞれですが…。 歌詞は幻想的というか、神がかってたりして「よくこんなん書けるな」って感じてますが、この頃のhydeは"歌詞はメロディの次"で特に重要視してた感じではなかったみたいですね。 歌い方が基本的に中性的なので、「Honey」とかの印象が強い人は違和感があるかもしれないが、聴きこんでいく内にいつの間にかハマっていく可能性大。というよりか、最近の曲でも結構このアルバムの声の出し方がルーツになってるのもあります(本人だから当たり前だが)。ラルク好きならとりあえず聴くべき。 Bassはデモの段階ほど音量的に派手さはないが、やっぱり動いてます。 |
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1 Shutting from the sky★★★★初めてラルクのインディーズ曲を聴いたのはこれ。何度かのアレンジを経てできた曲。kenのカッティングと中盤のBassのフィルがかっこいい。 claustrophobia"閉所恐怖症" 2 Voice★★★★1曲目からのつなぎ方がいい。hydeの叫びと中性的の組合せがとて〜も好き。最近はどちらか一辺倒なんでねぇ。まぁ曲自体がそうさせてるからしょうがないかな。 3 Taste of love★★★ベースが特徴のダーク系。ラルク好きになった要因の1つにはベースが凄くいい!ことにもある。単純じゃないのに出すぎてない。hydeの低音から叫びという一つの確立したパターン。hydeの低音と高音の組合せもとてーも好き。 You treat me like a dog "あなたは私を犬のように扱う" 4 Entichers★★★今ではもうあり得ないhydeの歌声。以前、この曲が100円ショップでかかってたときは、店が微妙な雰囲気になってた(笑)。もちろん最後まで聴いたけど。 entichers(アンティシャス)仏語で"迷い込む" 5 Floods of tears★★★ポップでありながらどことなく哀愁を感じる。曲の展開が凝ってます。ドラムも冴えてる。 6 DUNE★★★hydeの高音が冴え渡る、動きのある曲。曲の構成が結構変化球ですかね。 イントロは「with dune…」 7 Be destined★★★歌詞が神がかっている(てゆーか全体的にそうか)。展開がコロコロ変わる曲でセンスの良さを感じる。歌詞に載ってないセリフはなんていってるのかな? be destined"予定される"(?) 8 追憶の情景★★★アコギ中心のダークバラードとでもいうのでしょうか。hydeの切ない歌い方が相変わらずいいです。 9 As if in a dream★★★★正直言ってこの曲の良さに気づくまでは結構かかったが(DUNE自体それほど聞いてなかった)、今ではイントロのギターを聴いただけで反応してしまいます。なんか、夢と現実の狭間を思い浮かべちゃいますね。この曲のドラムがすごく好き。 as if 〜"まるで(あたかも)〜のよう" 10 失われた眺め★★★ピアノ中心です。hydeはピアノはどうなんでしょうかね。ピアノ弾きながら歌ったらかっこいいと思うのだが、見た記憶がないなぁ。よくギター弾きながらやってるけど、正直あまりかっこよくないような(爆)。なんかセコセコ弾いてるように見えちゃうんです。 総評:★★★★アルバム購入当初は単にラルクの初期作品という位置づけだったが、何度も聴いていくうちに凄いアルバムであるという結論に達しました。 |
![]() 音楽専科社 |
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「The Monster Of Shock Age」 1993/09 | ||
雑誌「SHOXX」の写真集の付録だったオムニバスアルバム。他に黒夢とかも参加。この曲は音もキレイなせいか、はっきりいってかなりイイです。今でも普通に聴いてます。hydeの声の出し方が最も好きなパターンの一つ。妖艶という言葉がピッタリです。これまたBassのブリブリ感がいいですね。今歌ったらどんな感じになるのかなぁ。是非やって欲しい。 最後のコーラスは「Please look fixedly at me again(また自分をじっと見てくれ?)」だそうです。 2004年4月21日に再発売の「DUNE」に収録されました。 |
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![]() DANGER CRUE RECORDS |
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「TOUCH OF DUNE」 1993/10/21 | ||
1万本限定のPV集。これもレア物です(ヤフオクで1万前後?)。バイオハザードのようなドアからメンバーが出現!!(いらっしゃ〜い、みたいな)。 めちゃくちゃビジュアル系だが全然抵抗がない。超初期型から比べるとすっきりしているけど(kenの容姿は微妙だが)。 曲自体はアルバム「DUNE」のと変わりないです。インディーズの曲のPVってこれぐらいしかないから、CD聴くだけに比べてまた一味違いますね。思わず一緒に歌ってしまう。特にAs if〜はこれ見て好きになった。 |
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![]() K/ioon Records |
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「眠りによせて」 1994/07/01 | ||
PVビデオ(DVD)。Ki/oon Sony Recordsからのメジャーデビュー作品。初めてがビデオということで、もう新人という扱いではなかった証拠かも。1stシングルは「眠りによせて」という考えもあるが、まぁいいや。 ラルクのヴィジュアルがかなり新鮮です。 |
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![]() K/ioon Records KSC2-80 |
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「Tierra」 1994/07/14 | ||
2ndアルバム。「Tierra(ティアラ)」とはスペイン語で「大地」の意。この辺りは空間を意識した言葉がよく使われてますね。 女性的なhydeを初めて見たのはこのアルバムだったと思う。「ぬおぉ!」だったが、惹くこともなく、「合ってる、てゆーかハマりすぎ」と感じました。この頃はラルク自身がなんと言おうと"ビジュアル系"であったことには間違いないです。この言葉はラルクについて語るときによく出てきますけど、当時の頃からラルクの過度の反応(反発)は何ナノ?って思ってました。もちろん本人がイヤと言ってる以上、本人達に使うべきではないが、tetsuの言う差別用語とまでは思わない。要するに「上っ面だけで判断、見て欲しくない」ってことからくる反動だったんだけど、そんな程度でCDがミリオン売れたり数十万のファンクラブ会員にならんっちゅーのって。実力あるのわかってるっちゅーのって。PJ事件とかは逆に、 「あ、調子こいてる」って感じてしまいましたが。今もまだ引きずってるのかな?どーでもいいことだったって思ってるといいんですけどね。 このアルバムはすごく時間をかけて製作されたようです。全体としては、「DUNE」に比べhydeのヴォーカルもいい意味で丸みを帯びて、バンド以外の音も加わり、やさしく、幻想的、開放的な作品になってると思います。逆戻りファン(特に98年以降から聞き出した人)にとっては、少々物足りない感があるかも(自分も「True」からの逆戻りで、最初はそんな感じだった)しれないが、何回も聴いてくうちにラルクの音楽性の幅の広さを実感した。とにかくhydeの声の表情が豊かです。 |
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ORICON初登場7位(7月4週) 1位「16th SummerBreeze」杏里 2位「ヴードゥーラウンジ」ザ・ローリングストーンズ 3位「theName is…」矢沢永吉 最高7位 登場回数34回 |
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1 In the Air★★★壮大な大空へと向かっていく雰囲気が伝わってくる。「空に落ちていく」ってなかなかいい表現。ところでイントロはギターってよく書いてあるんですけど、Bassじゃないんですか??間違ってますかね? 2 All Dead★★★凄いタイトル(笑)。ロックしてるんだが、こっちは凄くいいと感じてしまう。やはり歌い方が好きだからか?? 絡むピアノがいいですよ。「I wish you're all dead 」というところが好き。 3 Blame★★★語って→叫びという流れが好き。Bassラインがいい。blameは"非難"。 4 Wind of Gold★★★新たな曲調。hydeの低音がイイ!! でも途中から一気に上昇。どうもhydeの表から裏への声の変化に弱い。美しい。ライブではkenがハモってました(kenって歌ってたんだ)。次の曲へのつなげ方も、明暗の落差があっていいやね。 5 Blurry Eyesシングル項参照 6 Inner Core★★★sakuraが唯一残していった曲。スピード感あってkenが結構弾いている。最後のほうでhydeがイってます(笑) inner core"内核" 7 眠りによせて★★★★なんて表現力豊かなバンドなんだ!と思った。ヴォサノバ&ロック。音の動静あり〜の、ギターのディストーション(フランジャー?)とhydeのやさしく奏でるヴォーカルとが見事に融合しとり〜の。その交差がなんともいえない。これがメジャーデビュー作だというから驚いちゃいます。 8 風の行方★★★哀愁漂う、hydeの甘い歌声が聴ける曲。この微妙なテイスト(アコースティック)の曲はもうできないのかな?最近のはどーもメリハリがありすぎて。ぬうう、今のラルクにはこういった曲は作れないのか、作りたくないのか。作って〜 (;´Д`) !! 9 瞳に映るもの★★★静かな曲。この曲の終わり方のセンス!! インパクトありますよ。 10 White Feathers★★★★★ラルクの中で一番の長編(8分)。最初は歌詞が重いなぁって感じてたけど、何度も聴いて今では名曲の一つになってます。最後の最後に悲しくも明るく終わるのが印象的。 総評:★★★★形としてはメジャーデビューアルバムなのだが、既に確立された感がある。内容も物理的な(年齢的な)初々しさはあるものの作品としての出来は新人離れ。やっぱり昔"も"よかった(笑)。 |
![]() K/ioon Records KSD2-1077 |
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![]() ©K/ioon Records 「The Best of L'Arc〜en〜 Ciel 1994-1998」 |
「Blurry Eyes」 1994/10/21 | ||
1stシングル。「Blurry」とは「ぼんやりとした、曇った、汚れた」の意(発音的にはブラァリィ)。同アニメのエンディングはシャ乱Qの「シングルベット」だったことは結構有名ですかね(こちらはミリオンセラーでした)。あと、シングルカットっていう形なんですね、これ。長い間、最初にシングル出したのかと思ってました。このように年代順に見ていくと結構発見がありますよ。 この頃のラルクの中では、かなりポップな感じの作品です。「DUNE」の頃から聴いてた人にとっては「おお?!」って感じだったかもしれませんね。 リズムが変わったり、ギターソロが2つあったりバクパイプ音があったりと、そのアレンジのうまさにとてもファーストシングルとは思えない。Bassも歌ってる。 この曲は初期の中で唯一、今でもライブで安定的に歌われてますが、このシングルのようにやさしく歌うってことはなくなりましたね。「あなたには〜」の歌い方が結構重要だと思うんだけどな。 珍しくシメの音をはずしてます。推測するに、やっぱり1stシングルは「眠りによせて」で、タイアップとの関係(この頃はまだタイアップのために作ったとは思えない)でシングルカットに至ったのではないかと。もし初めからシングルを考えてたらこの終わり方はなかっただろうって思ってたんですが、ラルクの思考ではシングルでもこの終わり方でよし、だったのかな?「Tierra」の中では一番シングルっぽいし。う〜ん、どうでしょう(長嶋風)。2は「Tierra」の同曲にホーンとかを加えてます。Mixものは苦手なんですが、これはいい仕上がりですよ。原曲を損なっていないのがいい。 Why do you stare at the sky with your blurry eyes?"なぜ曇った瞳で空を見つめるの?" |
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ORICON初登場22位(10月5週) 1位「TENKA取ろう」内田有紀 2位「愛のために」奥田民生 3位「ScandalousBlue」access 最高22位 登場回数6回 NTV系「D・N・A2〜何処で失くしたあいつのアイツ〜」オープニングテーマ |
![]() K/ioon Records |
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「Siesta〜Film of Dreams〜」 1994/12/01 | ||
ビデオクリップ(LD、DVD)。モロッコで撮影。「Siesta(シエスタ)」とはスペイン語で「昼寝、若しくは昼寝する習慣、またはその時間帯」の意。各メンバーのショートムービーがあるがわかりづらい。hyde、sakuraはなんとなくTierra(White〜、Inner〜)の曲を想像させる。他もそうなのかな?てゆーか、ken?!(笑)。「瞳に映るもの」はやっぱり最後がインパクトありますよね。 | ||
![]() K/ioon Records |
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「and She Said」 1995/05/21 | ||
ビデオクリップ(DVD)。それまでBlurryEyesの「(曇って)しまう」のところでなんでtetsuに振るんだろうって思ってたけど、このPVで理由がわかりました。でもCDではhydeが歌ってると思うんだけどなぁ。1996年までのシングルでこれ以外のPVはTV用のみで販売する予定はないみたい(追記:2003年ベストの初回盤にはDVDとして収録されました。) ちなみにhydeのメリーゴーランドの乗り方は横座りです(笑)。 |
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![]() K/ioon Records KSD2-1087 |
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![]() ©K/ioon Records 「The Best of L'Arc〜en〜 Ciel c/w」 |
「Vivid Colors」 1995/07/06 | ||
2ndシングル。「vivid」とは「鮮明な」の意。ファンからもらったコップに書いてたことから付けたそうです。ポップロックながらどことなく哀愁を感じさせる曲。アコギとエレキの使い方(この頃の王道的)がすごくいいんですよ。ドラムもえらいすごいのに全然違和感がない。 この曲好きなんですよ。やっぱり日本人には日本語歌詞だ!!って思う曲でもありますね。訴える度合いが全然違います(当たり前か)。他言語だとサウンドになっちゃうんですよ。語学力ないもんで(汗) この頃としては珍しく現実的な歌詞ですかね。 最近ではカッティングがあまりないけど、kenはもの凄い笑顔でカッティングっていうのがいいんだよねぇ(笑)。髭はやしてからはシブ路線だからなぁ(曲にもよるが)。 午後の昼下がり、電車で窓の外を見ながら聴くと更に心地よい(そのままやん)。最後の「into〜」がなんともいえないな。カラオケで数少ないラルクで安心して歌える曲の一つです。 2 「brilliant」とは「光輝く」の意。このスピード感、いいですね。アコギ具合が本当にたまらない。曲の展開もすごくいい。ラルクのすごいなって感じる点の一つにc/wの出来の良さがあるんです。「え〜これでc/wですか」って曲がいくつもあって、自分の中では「Peeping Tom」までは素晴らしい出来だと思ってます。だからその後のc/w(もしくはそれっぽいもの)がどうしてもやっつけ仕事のような気がしてなりません。残念。 |
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ORICON初登場16位(7月3週) 1位「love me,I love you」B'z 2位「涙がきらり」スピッツ 3位「TOMORROW」岡本真夜 最高16位 登場回数9回 NTV「ぐるぐるナインティナイン」エンディングテーマ/NTV「しんドラ」エンディングテーマ(BrilliantYears) |
![]() K/ioon Records KSC2-114 |
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「heavenly」 1995/09/01 | ||
3rdアルバム。「heavenly」とは「天の、天国の、すばらしい」の意(ニュアンスはこれでいいのか不安)。全体として、自分的に一言でいうと、いい意味で"気だるい"アルバム。勝手に「昼寝用」とかにしてます。歌い方にトゲがなくなったんだけど、かといって軟弱でもない。曲調に反して歌詞はよく読むと暗めだったり。まさに「heavenly」な感じ?この時期の流れとしては、段々と声の出し方やサウンド的に軟化してますね。hydeのソロワークの最初の三部作に通じる声の出し方です(と思う)。 | ||
ORICON初登場3位(9月2週) 1位「OPUS21」杏里 2位「LadyGeneration」篠原涼子 4位「スキャットマンズ・ワールド」スキャットマン・ジョン 最高3位 登場回数56回 |
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1 Still I'm With You★★★★爽やかで美しい曲。hydeの声でなければ無理。終盤でドラムのテンポが変わるんですけど、そのままの方がよかったかな〜とは思ったりしてるんですけどね。 2 Vivid Colorsシングル項参照。 3 and She Said★★★アップテンポ。展開の仕方が自分の中では摩訶不思議な曲。途中のBassのハーモニクスが印象的だぁ。 4 ガラス玉★★★いつもこの曲で「げっ!電池切れ?」と思ってしまう(イントロが無音から入るので)。激しいようなそれでいてなんか気だるいような…。ギターソロがかっこいい。 5 Secret Signs★★★日本人が作曲しにくいであろう曲調。ギターソロ前のhydeの裏声への変化がvery good! 6 C'est La Vie★★★★フランス語「C'est La Vie(セラヴィ)」とは「人生、そんなもんさ」の意。ほんわかポップ(?)でラルクの中ではかなり珍しい。初めは意外性しか感じなかったが、聴くうちにお気に入りになった。このタイプの曲は今後絶対作られないと思う。そういえば宝塚歌劇団の公演で「セラヴィ、セラヴィ〜」といってるのがあったな。パソコンの名前でもあったな、ってあれはラヴィか。 7 夏の憂鬱★★★後のシングルの原曲。比べるとこっちはかなりあっさりしてる。シングルの方が人気ありますけど、こちらはこちらでいい感じ。 8 Cureless★★★Bassがなんでこう表現豊かなんだろう。単に8ビートを刻んでしまいがちだが、やっぱセンスの良さを感じるね。てゆーか、Bassのことばっかだな(汗) cureless"不治" 9 静かの海で★★★お昼寝ソング(笑)。一時期、昼寝するときに必ずかけてました。是非目を閉じて聴いてみて。このアルバムのコンセプト的な曲。しばらく「静かの海?What?」って思ってました。 10 The Rain Leaves a Scar★★★全体からみるとテイストが違うロック。曲自体はいいんだが、最後にこの曲だとなんかシメっぽくならない気が…。c/wっぽくも感じるけど? scar"傷跡" 総評:★★★正直なところ、気だるい=インパクトが薄いということで、それ程聴いているというわけではないんですが、このアルバムの前後どちらにも絡んでいない独立したアルバムという感があり、やっぱりこれも聴いて欲しいですね。このアルバムまでがプロデューサー無しでやったということで、やっぱりすごいです。 |
![]() K/ioon Records KSD2-1101 |
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![]() ©K/ioon Records 「The Best of L'Arc〜en〜 Ciel 1998-2000」 |
「夏の憂鬱 [time to say good-bye]」 1995/10/21 |
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3rdシングル。アルバムの曲をものの見事にアレンジしたもの。てゆーか、初めからシングル狙い?やっぱり終盤のhydeの叫びが胸に響きますな。 2 原曲はインディーズ時代の主力の曲だったので、その思い入れからかここで登場してます。「何をすれば満たされるのか、あぁぁぁ〜〜〜!!!!!」ってことで(笑) |
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ORICON初登場15位(10月5週) 1位「スリル」布袋寅泰 2位「LOVE PHANTOM」B'z 3位「MyBabe 君が眠るまで」シャ乱Q 最高15位 登場回数6回 TBS系「MーNavi」エンディングテーマ |
![]() K/ioon Records |
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「heavenly〜films〜」 1996/03/21 | ||
ライブビデオ(DVD)。1995年12月27日に日本武道館で行われた "heavenly '95 FINAL"ライブを収めたもの。というか、ドキュメントの合間にライブ映像が挿入されてるといった感じ。しかも、まともに演奏を収録してる曲は「heavenly」から6曲と「Blurry Eyes」だけ。あとはちょこっと。ライブビデオとして見るとちょっとストレス溜まるかなぁ(ツアーはWOWOWで放映したらしい)。 sakuraが着ぐるみを着てる姿が一番ウケた。でも、95年以前のラルクの映像が少しずつではあるけれども(TV映像とかKIOTOとかもある)見れるから興味のある人にはオススメです。「DUNE」の曲もこの辺りまでは演ってたんだけど、はたして今後やることはあるのか?ちなみに、このライブのhydeはうまいですよ(爆)。 そういえば、「鬱」という字を書けるようになったなぁ。 |
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![]() K/ioon Records KSD2-1122 |
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![]() ©K/ioon Records 「The Best of L'Arc〜en〜 Ciel 1994-1998」 |
「風にきえないで」 1996/07/08 | ||
4thシングル。"虹"という言葉を意識的に入れたのはこの曲が初めだったかな。歌詞がすごくいい感じなんですよ。なんというか、情景が浮かぶというか…。ラルクの特徴の一つでもある、曲調は明るいけどせつない歌詞。確かMステでこの曲で出てたのを見たような記憶があるけど、当時は「ふーん」って感じだった。ああ、後悔。もっとちゃんと聴いとけばよかったぁ。PVではkenのギターが途中でどっか行ってしまいます(笑) 余計ですが、「風に消えないで」って表記する場合も結構あるんですけど、これ重大なミスですよ!!(笑)。イメージが全然違う…と思う。 2 c/wの中で最も人気あると思われる曲。イントロのsakuraのドラムが実にいい!!アコギバージョンとどっちがいいかといえば、ドラムがいいからこっちかな。てゆーか、どっちもいい。 |
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ORICON初登場4位(7月4週) 1位「Forever Love」X Japan 2位「熱くなれ」大黒摩季 3位「SPARK」TheYellowMonkey 最高4位 登場回数9回 NTV「ミュージックパーク」エンディング曲/CX系「猛烈アジア太郎」エンディング曲 |
![]() K/ioon Records KSD2-1135 |
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![]() ©K/ioon Records 「The Best of L'Arc〜en〜 Ciel c/w」 |
「flower」 1996/10/17 | ||
5thシングル。はい、最高。初めてラルクと意識して聴いたのはこの曲辺りからだったと思う。その時はランキングに入ってるなぁ程度。でも、ラルクを聴くようになってから大好きになって、今も同じ。それと歌詞と同じ境遇に陥ったときに、人生で2度目の"音楽で泣く"ということをしてしまい、しばらくは純粋にいい曲としてと聴くことができなかったぁ。とにかく切ない。 サウンド的にもアコギの使い方のうまさが光る。なんというか、ポップロックでアコギ使うと"ちゃちぃ"と思っていた自分の考えを改めてくれた。 close to you"あなたに近づく"(?) 2 これも最高。詞はhyde曰く「3時間でできた」そうです。何度もいってるが本当にhydeの声が…いいぃ!!!! さわやかな別れって感じでしょうか。 このシングルはすごい。共に聴き終わった後に特別な気持ちになります。 |
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ORICON初登場5位(10月4週) 1位「これが私の生きる道」Puffy 2位「save your dream」華原朋美 3位「恋心」相川七瀬 最高5位 登場回数21回 CX系「プロ野球ニュース」オープニング・テーマ |
![]() K/ioon Records KSD2-1149 |
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![]() ©K/ioon Records 「The Best of L'Arc〜en〜 Ciel 1998-2000」 |
「Lies and Truth」 1996/11/21 | ||
6thシングル。ストリングスの入ったロックって大好き。ラルクの曲で初めてカラオケで歌ったのはこれだったかな? 実はこの曲、最初なぜだかわかんないがSOPHIA("街"は好きです)が歌ってると思い込んでて、題名がわからずレンタルすれど該当曲がない!!とかやってました(苦笑)。ちょっと歌謡っぽかったからかな?確かラルクの特集のラジオで気づいた。「君が見えなくて」がず〜っと頭にこびり付いて離れなかったから発見したときは感動。さっそく「True」を買いにいきました。 Bassのスライドと開放弦の交差が好きなんですよね。hyde節も超炸裂。hydeが苦手な人はこの曲が最もいや!とかいいそう(笑)。 余談ですが、PVでカメラマンが写ってるシーン(階段のとこ)があるんだけど、これって誰も気づかなかったのかな。初めて見たときに、「あ、なんか写りそう」って思ってやっぱりみたいな。わざとってことはあり得ないよね。めんどくさくなったのかな?まぁ、いいか。 前作から一ヶ月でリリースってことでラルクのエンジンがフル稼働する時期だったんだって改めて感じました。 2 これも人気ありますよね。最初はc/wっぽいと思ってたんだけど、この曲も大好きなんだよね。詞が日常から空へ宇宙へと目まぐるしいが。サウンド的には当時としては変化球だったと思うけど、最近のを聴いてから改めて聴いてみると、違和感なくなってました。 |
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ORICON初登場6位(12月1週) 1位「shake」SMAP 2位「STEADY」SPEED 3位「PRIDE」今井美樹 最高6位 登場回数16回 TX系「TOWER COUNT DOWN」オープニング・テーマ |
![]() K/ioon Records KSC2-165 |
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「True」 1996/12/12 | ||
4thアルバム。ラルクのアルバムで初めてのミリオンセラー。ラルクファンなら誰もが好きになれるといっても過言ではない。ラルクのエッセンスを全て取り入れた複合的アルバム。アルバムで一番好き。hydeの声質も、音も、曲も、全体的な流れも。とにかく、一つ一つの曲がバラエティに富んでおり、なおかつアルバムにもなっている(かなり後で知ったのだが、複数のプロデューサーを起用したのです。逆にそれでこのまとまりもすごいな)。音飛びのキズのせいでなぜか3枚も所有している(笑)。まぁそれだけ聴いてるということだろう。 よく考えたらラルクのCDで初めて買ったのはこれだった。当初は、シングルが3曲入ってお得だな程度しか思ってなかったのに、まさかこんなにハマるとは(^^;) 当然、この頃のラルクの危機もあまりよく知らずに…。 当時は邦楽は再び聴くようになってはいたが、いわゆるビジュアル系は毛嫌いしてました。曲がどうのこうのいう前に、ビジュアル系ということで拒絶反応が。仏語のバンド名もやたら出てましたし。ラルクも初めて知ったときはその一派として見てました。でもなんか、hydeの声いいなぁとか、カラオケで歌いたいなぁ感があって興味を持ち出したが、当時の周りの友人はデスメタル、ジャーマンメタル等をこよなく愛してる方々だったし、その中で「ラルクいいよね」などとのたまったら「ハァ??」扱いされるのは目に見えてました(´Д⊂ なのでどことなく地下に潜ったファンみたいだったなぁ。今思うとなんでそんなことしてたのか、ほんとに後悔。ラルクのおかげで、音楽についての食わず嫌いはイクナイっていう価値観を持つようにもなって聴く音楽の幅が広がったな。 sakura事件は2月。あと数ヶ月前に発生していたら…と思うと運命的なものを感じざるを得ない。自分もラルクの良さに気づかず終わっていたかもしれない。ラルク自体もどうなっていたかわからなかった。このアルバムが出てたからこそ、復活できたとも思う。このアルバムの良さが、ファンの心を繋ぎとめ、復活することをずっと待っていた。 管理人がラルクについてあーだこーだいう基準となっているのがこの「True」です。単品で聴いてもよし、通して聴いてもよし。本当に出会ってよかったなぁというアルバム。絶対オススメです(゚д゚)!!!!! |
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ORICON初登場2位(12月4週) 1位「MAXIMAUM」MAX 3位「TIME CAPSULE」TMN 4位「Triad Years act I」TheYellowMonkey 最高1位(97年1月3週) 登場回数110回 アニメ「るろうに剣心」テーマ曲(the Fourth Avenue Cafe) |
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1 Fare Well★★★★「fare well」で「旅立ち」の意。ちなみに「farewell」だと「別れ」の意味になるそうです。別れは旅立ちでもあるとの考えからつけたそうです。sakuraもforbidden loverのようなドラムみせてますね。アルバムの一曲目はこうあるべきという感じです。 2 Caress of Venus★★★★おなじみであるイントロのピアノが印象的です。今までのラルクにはなかったアップテンポ形態。思わず体が動いちゃいますね。ライブでは最初にhydeが叫ぶのがいいですね。 caress"愛撫、抱擁" 3 Round and Round★★★これも新感覚。ストレートに攻撃的。後の「Shout at the Devil」に通じる曲。 round and round"ぐるぐる回って" ※歌詞の「大人」と書いて「こども」というのは正しいです。そういう意味合いなんです。 4 flowerシングル項参照 5 "good-morning Hide"★★★sakuraが作詞。sakuraに任せたのは彼の世界観に注目してたからだそうです。全英詞です。ちなみに"Hide"って誰のこと指してるか最初わからなくて、実はhydeが最初の頃に名乗ってたものだそうですね。これもBassに耳がいってしまいます。 6 the Fourth Avenue Cafe★★★★ドラムとホーン(東京スカパラ)が印象的な曲。シングルカット予定がsakura事件で中止になったのは周知。「寄せては返してく〜」のところがイイ! ※一部のアルバムジャケットでは「Forth」になってますが、間違いだと思います(公式HPや意味から)。 7 Lies and Truth("True"Mix)シングルに比べてBassが補充されたので、こちらの方が厚みを増した。気分で聴く方は切り替えてます。 8 風にきえないで("True" Mix)シングルのイントロのギターのアルペジオがないだけかと思ってたんですが、何か違うって感じです。前曲と合わせて、シングルorアルバムどちらかしか聴いたことない人は両方聴いてみることをオススメします。 9 I Wish★★★★ラルクのクリスマス・ソングですね。結婚式とかでもマッチすると思います。で、このアルバムで唯一苦手なところがあって、それはこの曲の終盤のチルドレンコーラスなんですよ。管理人はこの手がダメなんですよ。ライブで妖精チックな格好したお子様たちが、某国までとはいかないまでも、一生懸命作り笑顔でhyde達と一緒に歌ってると思うとヽ(`Д´)ノ ヒィ〜っと寒気がします(子供に罪はないのだが)。ってライブでは実際やってないと聞いてますけどね。まぁそれをカバーしきれるほどのほんわかしたいい曲。 ※合唱部分「Ring bell through the window ,I wish you smile for me,sing a song all together,la la la la 〜」 10 Dearest Love★★★★1とこの曲でアルバムを一つの世界として完成させてますな。tetsuのコーラスがラルクにぴったりなのを認識した曲でもある。 dearest"最もいとしい" 総評:★★★★★ラルクのマスターピースです。 |